アンカーの種類

あと施工アンカーとは

コンクリート等にあと付けする固着機能を有するものをいう。土木・建築コンクリート構造物に固着するアンカーは、コンクリート打設前にアンカーを所定の位置に設置後、コンクリートを打設してアンカーを固着させる先付けアンカー工法とコンクリート硬化後に穿孔しアンカーを固着させるあと施工アンカー工法に大別されます。

あと施工アンカーの種類

金属拡張アンカー 母材にアンカーをあと付けする際、穿孔した穴の中にアンカーを挿入後、打撃または締付けによりアンカーの拡張部が開き、コンクリート孔壁にアンカーが機械的に固着するものをいう。
接着系アンカー 母材にアンカーをあと付けする際、穿孔した穴の中にアンカーと接着剤(カプセル型・注入型)充填した後、接着剤が化学反応により硬化し、定着部全体をコンクリート孔壁にアンカーが物理的に固着するものをいう。
その他のアンカー 金属拡張アンカー、接着系アンカー以外のアンカーをいう。材質(金属、プラスチック等)及び固着方法(打込式、ねじ込式等)といろいろある。