当組合について
目的
平成7年1月の阪神・淡路大震災以後、震災復興事業と同時に震災対策事業が急ピッチに整備され、その中でも、あと施工アンカーの重要性がより一層求められるようになりました。現在あと施工アンカー業界は、数名の法人企業から100名を超える大型法人企業まで幅広く技術力、管理力、知識力に格差が生じ、今後これらの改善やマニュアル化に於いても統一化し国際規格(ISO)に対応していかなくてはなりません。その為に安全確実な責任施工と保障制度の確立を目指し、総合援助の精神に基づき、企業の近代化・合理化により社会的、経済的地位の向上を図るとともに、業界発展に一致協力し、社会に貢献することを目的に、近畿あと施工アンカー工事協同組合が設立されました。
構成は、あと施工アンカー専門工事業者、機械設備設置業者、賛助会員で構成されています。平成24年12月現在登録会員業者96社、施工技術士資格者1,567名です。
近畿あと施工アンカー工事協同組合は、平成10年9月に建設大臣(現国土交通大臣)より認可を受け、現在、独立した組織として、あと施工アンカー工事業界に求められる技術、品質、安全、知識を備えた人材育成を目標に運営しております。
平成18年7月には組合名を「あと施工アンカー工事協同組合」(以下AAC)と改めました。
AACでは施工技術の向上に重点を置き、組合員に対しては、定期的な技術講習会、技術試験を行い、より高度な施工技術・知識の習得と品質管理を求め、技術資格認定試験も接着系樹脂アンカー、金属拡張型アンカーの2種類の上向き施工での技術試験、施工精度、引張強度等を考慮して試験を行い、合格者には施工技術士資格証の発行を行っております。安全衛生講習会には、労働基準監督官・建設業労働災害防止協会講師などによる講習会も実施しております。
沿革
あと施工アンカーの歴史は今から約40年前に海外から輸入され現在のように土木建築工事、機械設備の取付等に幅広く使用されるようになり、年間の国内生産量も4億5千万本を超え、あと施工アンカーの需要は、さらに高まりつつ有ります。
- 平成5年12月:近畿あと施工アンカー工事協力会設立
- 平成9年12月:近畿あと施工アンカー工事協同組合に名称変更
- 平成10年9月:建設大臣認可による協同組合として発足
- 平成10年10月:あと施工アンカー技能士資格試験実施・資格証発行
- 平成18年7月:あと施工アンカー工事協同組合に改称
- 平成18年7月:資格認定試験制度国土交通省認証
事業案内
あと施工アンカー工事協同組合では以下の事業を行っています。
- あと施工アンカー資格認定試験制度
・あと施工アンカー施工技術士資格認定証発行
・あと施工アンカー施工技術管理士資格認定証発行 - あと施工アンカー技術講習会
- あと施工アンカー安全衛生管理講習会
- 特別教育等講習会等
- あと施工アンカー引張試験
- 一人親方労働災害保険取扱(承認No.16-8)
組織図
あと施工アンカー工事協同組合は下図の組織により運営されています。
住所と連絡先
本部
〒550-0014
大阪市西区北堀江1-7-4
四ツ橋永八ビル
TEL:06-4390-1100
FAX:06-4390-1101
関東支部
〒144-0035
東京都大田区南蒲田1丁目7-19-103
TEL:03-6715-7116
FAX:03-6715-1166